1992年に設立されたフィンランド・ヘルシンキのデザインメーカー。 Aprilmai(アプリルマイ)社は4月「April」と5月「May」を合わせた会社名。 Aprilmai社の木製のマグネットやキーホルダーは障害をもったひとの自立を助けるため、 フィンランドの障害者就労施設で作られています。 Aprilmai(アプリルマイ)社で人気のムーミンキャラクター達の木製のマグネットは キッチンの冷蔵庫で子供たちがムーミンで遊べるように考えられました。
トーベ・ヤンソンは1914年8月9日、フィンランドのヘルシンキで生まれました。 父は彫刻家、母は画家という芸術一家で、幼いころから絵を描いたり詩や物語を作ったりと、 芸術に親しんで育ちました。 下に弟が二人いて、12歳年下の弟ラルスは後にコミック版ムーミンの共同執筆者になっています。 トーベが14歳のとき雑誌の子ども欄に自作の絵と詩が掲載され 15歳では早くも雑誌の挿し絵画家としてデビューをしています。 19歳ではじめての本が出版されましたが、ムーミンの物語が書かれるのはもう少し後のことです。 第二次世界大戦が終わった1945年、ムーミンシリーズの1作目「小さなトロールと大きな洪水」 が出版され、その後26年の間にシリーズは9作書かれました。 1954年からはイギリスの新聞「イブニング・ニューズ」にマンガ「ムーミントロール」の連載 が始まります。 トーベは6年間執筆し、あとの15年間は弟ラルスが引き継ぎ、コミックスは約60の言語に翻訳 されて親しまれました。 トーベはムーミンシリーズだけでなく絵本、大人向けの小説、絵などたくさんの作品を次々に 生み出し、国際アンデルセン賞をはじめとして多くの賞を受けています。 2001年6月27日、86歳でトーベは息をひきとりました。 生涯独身でしたが、周りにはいつも家族や生涯のパートナー・トューリッキなど、たくさんの 友人たちがいました。 恋人や家族や友人の何人かはムーミンの物語のキャラクターのモデルとなっています。 ヘルシンキのはるか沖にある「電気も水道もない、歩いて8分で1周できる」小さな島の小屋で 夏を過ごすのがトーベのお気に入りでした。 数々のムーミン作品が生まれたこの小屋は、今はムーミンを愛する人々が訪れる場所となっています。 ムーミン・グッズの一覧ページはこちら